製造業からサービス業、そして地域の個性が光る農業や漁業まで、さまざまな業種が揃う知多半島。実際に「どの産業の会社がいくつあって、どれだけの人が働いているのか」って気になりませんか?
今回は、国の公式データである「経済センサス」の情報をもとに、知多半島の産業別企業数と就業者数をリサーチしました。知多半島で暮らす・働くあなたの仕事選びに役立つ、リアルな産業の姿を数字で分かりやすく紐解きます。さっそくみていきましょう!
まずはここから!知多半島全体の「働くスケール」を知ろう

あなたは、知多半島全体で一体どれほどの会社があり、何人の人が働いているか知っていますか?
まずはその圧倒的なスケール感からご紹介します。
●知多半島全体の総事業所(企業など)数: 約22,000拠点
●知多半島全体で働く人の数(総従業者数): 約270,000人
なんと、知多半島内だけで約27万人もの人が日々イキイキと働いているんですね。
これだけ巨大な経済圏がすぐ身近にあるということは、仕事も暮らしも知多半島内で完結できるだけのフィールドが整っているということでもあります。
何が多い?知多半島の産業別データ

では、具体的にどんなジャンル(産業)の仕事が多いのでしょうか。働く人の数(従業者数)が多い順にランキング形式で表にまとめました。
| 産業大分類 (総務省定義) | 従業者数 (働く人の数) | 事業所数 (企業・拠点数) |
| ① 製造業 | 94,402 人 | 3,006 拠点 |
| ② 卸売業・小売業 | 42,437 人 | 5,027 拠点 |
| ③ 医療・福祉 | 34,068 人 | 1,291 拠点 |
| ④ 宿泊業・飲食サービス業 | 20,950 人 | 2,130 拠点 |
| ⑤ 運輸業・郵便業 | 17,543 人 | 557 拠点 |
| ⑥ サービス業(自動車整備・ビル清掃・警備など) | 15,108 人 | 1,048 拠点 |
| ⑦ 建設業 | 14,028 人 | 1,848 拠点 |
| ⑧ 生活関連サービス業・娯楽業 | 7,724 人 | 1,894 拠点 |
| ⑨ 教育・学習支援業 | 6,367 人 | 638 拠点 |
| ⑩ 分類不能の産業(※1) | 6,303 人 | 2,316 拠点 |
| ⑪ 学術研究・専門・技術サービス業 | 3,923 人 | 473 拠点 |
| ⑫ 不動産業・物品賃貸業 | 2,752 人 | 1,029 拠点 |
| ⑬ 金融業・保険業 | 2,339 人 | 225 拠点 |
| ⑭ 複合サービス事業(JAや郵便局など) | 1,939 人 | 129 拠点 |
| ⑮ 電気・ガス・熱供給・水道業 | 993 人 | 43 拠点 |
| ⑯ 情報通信業 | 751 人 | 73 拠点 |
| ⑰ 農業・林業(※2) | 550 人 | 56 拠点 |
| ⑱ 鉱業・採石業・砂利採取業 | 130 人 | 13 拠点 |
| ⑲ 漁業(※2) | 114 人 | 16 拠点 |
※本データは「令和3年経済センサス-活動調査」に基づいています。
※1 分類不能産業とは、複数の全く異なるビジネスを行っていて分類ができない企業や新しくできた企業などを含みます。※2 調査の規定により、個人経営の農家や漁師などは集計対象外のため、法人化されている企業のみの数値です。
データから見える!知多半島の3つの特徴
①ものづくりの圧倒的な底力(製造業がダントツ1位!)

働く人の数では約9.4万人と、知多半島全体の約3割以上が製造業に従事しています。自動車・鉄鋼などの最先端ものづくりから、伝統の地場産業まで、半島を支える頼もしい雇用の柱です。
②暮らしと買い物を支える一大拠点(卸売・小売業が2位!)

お店の数(事業所数)ではトップの5,000拠点超え、働く人も約4.2万人。地元密着型のお店から大型商業施設まで、働く場所としても非常に身近で活発なジャンルです。
③多彩な選択肢(医療・福祉、宿泊・飲食)

医療・福祉で働く人が約3.4万人、空港や観光地を擁するエリアならではの宿泊・飲食が約2.1万人。「未経験からスタートできるシゴト」から「資格や経験を活かせる専門職」までとにかく多彩! あなたのライフスタイルに合わせた仕事選びが叶います。
これからの知多半島で「特に注目したい」3つの動き
知多半島を支える「ものづくり」や「商業」の安定感はもちろんのこと、今後求人数が増え活気が増していくであろう注目のジャンルもあります。
「今、そしてこれからの知多半島」で特に動きが大きいであろう3つのトレンドを押さえておきましょう。
①ニーズが高まり続ける!「医療・福祉」

社会的なニーズの高まりはもちろん、資格を活かして長く安定して働けるお仕事です。最近では未経験や無資格から始められるサポート職の求人も多くみられます。
② ネット社会の暮らしを支える「物流(運輸)」

ネット通販の普及によって、知多半島内でも新しい物流センターや倉庫、配送拠点が続々と誕生しています。仕分けなどの軽作業からドライバーまで、物流は未経験からでも飛び込みやすいジャンルです。
③コロナを乗り越え活気100%!「観光・飲食・宿泊」

このデータが取られた令和3年は、ちょうどコロナ禍の真っ只中でした。そのため一時的に数字が抑えられていますが、現在は観光地としての活気を100%取り戻しています。今すでにこのデータ以上の求人やチャンスが出てきていますよ。
数字から見えた知多半島の仕事の豊かさ
具体的な数字で見てみると、知多半島には本当にさまざまな業種の仕事がギュッと凝縮されていて、たくさんのチャンスがあることが伝わりますね。
ガッツリ稼げるものづくりの仕事、オフィスワークや医療
そして暮らしを彩る観光やサービス業――。
5市5町、それぞれが異なる強みを持っているのが、私たちの知多半島です。
ぜひ今回の数字をヒントに、あなたにぴったりの働き方を見つけてみてくださいね。
合わせて読みたいおすすめの記事はこちら
▼地域物流を支える共同配送が強み!マーメイドデリバリー㈲の事業者レポート
▼知多半島の海を仕切るのはタグボート!衣浦ポートサービス㈱の事業者レポート
