お仕事レポート

ケーブルテレビ局の営業ってどんな仕事? 入社1年目から若手がのびのび挑戦していた!

今回お邪魔する事業者さん
・知多半島ケーブルネットワーク株式会社
・所在地:常滑市かじま台1丁目161番地
・開業:1990(平成2)年
・従業員数:53名

『ケーブルテレビ』といえば私たちに一番身近なテレビ局。『近くで取材していた』『知り合いがテレビに出ていた』など、番組制作のイメージが目立ちますが実はBS/CSテレビ放送、インターネット、電話など通信インフラサービスを提供しています。そんなケーブルテレビ局の営業さん達って、どんな仕事をしているんでしょうか? 入社1年目からのびのびと活躍する、知多半島ケーブルネットワーク(通称CCNC)の村田晴香さんに話を訊いてみました。

営業部は若手の成長の場

「地元に住んでいて年々ケーブルテレビ局で働きたいっていう気持ちが強くなり思い切って採用募集していないかと、直接人事に連絡しました。はじめは制作の希望をしていましたが、話を聞くうちに、とにかくここで働きたいと思うようになりました」と話す村田さん。常滑市、武豊町、美浜町、南知多町をエリアとするCCNCに2025年1月に入社し、営業部営業課で働いています。

従業員が50人超のなか、その半分以上が営業部所属。CCNCでは『営業部』『地域情報課』『まちづくり事業課』『企画管理課』があり、営業部は『営業課』『カスタマーサービス課』『カスタマーセンター』の3つで成り立っています。

ほかの2課が実際にサービスを利用するお客様との直接のやり取りをメインにする中、村田さんが所属する営業課が向き合う相手はさまざま。『お客様に選ばれるCCNC』を目指し、直接の訪問営業は基本的に訪問スタッフが行います。営業課にはそんな訪問スタッフをまとめる社員、携帯ショップや電気店、住宅関連企業などの地域の提携先を担当する社員がいます。村田さんはハウスメーカーや地域の工務店を担当しています。

営業部長の中村健太郎さんが言います。「営業課は今5人いるんですが、年齢的には20代から30代が多くて、若い課。というのも、ここで働く以上、お客様なくして会社の存続はないわけで、その一番基本となるところをまず皆が経験して、そこから成長してもらおうという意図があるんです」

新築のタイミングを逃すな!

村田さんの仕事をもう少し詳しく紹介しましょう。仕事の目標は、新築予定のお客様に、CCNCのテレビやインターネットなどのサービスを利用してもらうこと。すでに建っている家に導入するよりも家を建てるとき一緒に導入する方が上手にケーブル線を隠しやすくて見た目もすっきりします。お客様のメリットを考慮しても、新築時はケーブル導入をしてもらう大きなチャンスです。

「家を建ててから、さてテレビやインターネットはどうしよう、と考える方がやはり多いです。新築=ケーブルテレビへの切替時ということを、1人でも多くの人に知ってもらうことが、私の大事な仕事のひとつです」

イベントなどで直接お客様とお話することもありますが、新築予定のお客様といちばん多く接するのはハウスメーカーや地域の工務店の皆さん。だからこそ、こうした企業と連携しお客様に選ばれるきっかけをつくることが大切です。「独自のキャンペーンを考えたり、分かりやすい説明資料を作ったりと、縁の下の力持ち的な仕事もたくさんありますよ」

取材時も笑顔あふれる村田さん
知多半島ケーブルネットワークのキャラクター「ちったん」のうちわを持ってイベント

最近では、営業の仕事の面白みを感じているそう。「やはり、営業はお客様に選ばれてこそ収益を生む仕事なので、自分が動いたことが、成果として数字にでてくるっていうのは面白いですね。それは、お客様の幸せや期待が形となって生まれた数字です。関わったお客様の幸せの数が、自分の成果として実感できることが楽しいと思います」

不安から楽しさへ 営業の魅力を発見!

「実は私、入社する前は営業といえば“飛び込み営業”くらいに考えていて、どんな仕事でもCCNCに関われれば良いと思っていたものの、少し不安でした」

大学卒業後はショッピングセンターのアパレル店員などをしていた村田さん。自身を「“しゃべる”と“動く”が得意な人間です!」というくらい元気な人だから、営業にも向いているように見えるのですが、営業職を漠然と捉えるあまり少し気後れしていた様子。実際はどうだったのでしょうか。

「営業といっても、訪問営業や電話でのご案内、既存のお客様への定期訪問など、さまざまなスタイルがあることを知りました。入社前は“営業=訪問営業”というイメージで少し不安もありましたが、CCNCのサービスを通じて、お得で便利な暮らしをご提案する仕事は、人と話すのが好きな自分にはぴったりだと感じています。先日、営業で訪れた南知多町の篠島や日間賀島では、訪問先のお客様と特産品の話で盛り上がり、サービスの話以上に楽しい時間になりました」

どこよりも地域の人の近くにいるメディア

部長の中村さんは、村田さんが採用面接に来た時のひと言が、印象に残っていると言います。「この地域に感謝をしている、と言ったんです。だからケーブルテレビ局の仕事で返していきたいと。その話をしたときに泣き出してね。印象深い面接でしたよ」

静岡県出身で、大学生の時から知多半島に在住。20代前半で結婚・出産をし、子育てに直面した時、地域の人の優しさに触れたといいます。「友達もまだ誰も結婚、出産なんてしていなくて、私もどう子どもと接していいか分からず、毎日おろおろしていました。そんなとき、近所の方が見知らぬ私を気にかけてくれたり、頑張ってと応援してくれたりして、本当にあったかいなと感じました。面接のときは、それを思い出したら泣けてしまって……。それに子どもたちにとっては故郷になるまちだからこそ、恩返しがしたい、何かしたいなと思うようになりました」

このまちのために何かしたい、そんな村田さんの目に留まったのが、CCNCの存在でした。「子どもの通っている保育園にも取材に来てくれたときも、子どもひとりひとりをよく見てくれているなぁと感じました。テレビに映るって、ちょっと非日常で特別な感じがするじゃないですか。日常を暮らす住民を、画面を通して特別にできる、地域の人の一番近くにいるケーブルテレビの力ってすごいな、って」

巻き込み力を発揮し地域のために邁進中

そんな想いをもちながら入社した村田さん。持ち前のコミュニケーション力で、社員やお客様とも関係良好。村田さんの存在で、社内の雰囲気も変わってきたと、中村さんは話します。「まず、社内に溶け込むのが早かったですよね。社歴でいうと課内で下から2番目ですが、そんな感じも無いですね。村田さんはね、周囲の巻き込み力がすごいんですよ」

「私、誰がどんなことが得意かなっていうことや、どんな分野の仕事をお願いできそうかなって考えるのが好きなんですよ。あと、人の面倒を見るのも好き。大学で心理学を学んでいましたし、自分の根底として、人間に興味があるんだと思います。

CCNCはすべての部署がワンフロアに集まって仕事をしているので、社内ではいろんな声が良く聞こえてきます。そこから、フムフムあの方は説明がわかりやすいなとか、手先が器用だなとか、知識が豊富でなんでも解決しちゃうなとか、頭の中で考えています。社内の皆さんを知るほどに、CCNCへの愛着が増していっていますよ」

「こちらが私たちの仕事場です」、広々としたワンフロアに全部署があり、相談もしやすい

そんなワンフロアの中で、村田さんがこの取材用に写真撮影をしていると、いろんなところから楽しい声が。愛されているのがよく分かります。「村田さんは、仕事を持ちすぎて取りこぼすので、それを拾うのが僕の役目」と中村さん。「だって、これはやっておけば勉強になる!と思うと、つい手が出ちゃうんですよね」そう言いながらも「最近、自分の適量が分かるようになりました」と話す村田さん、成長です! 隣では中村さんがまだ心配そうな目で見ています(笑)。

村田さんのデスクにはお気に入りのぬいぐるみなど癒しグッズが
社内でのランチタイムも、同世代の女性も多く和気あいあい

「こんな職場だから、私は伸び伸びといろんなチャレンジができているんだと思います。こんなことやりましょうよ!と言うと、皆さん“しゃーなし”と言いながらも最後まで付き合ってくださるんです」そりゃ、めいっぱい動き回って頑張っている人がそこにいたら、周りも放っておけないですよね。時に村田旋風に楽しく巻き込まれながら、地域のために事業を続けるCCNC。営業部門もやはり、地域を思う人たちが力を合わせて活躍する職場でした。

社内にあるお菓子コーナー。疲れた時はここでひと息
広島へ社員旅行へ行きました♪

▶知多半島ケーブルネットワーク株式会社のページはコチラ

チタジョブライター
田代涼子
ブランディングライター、中小企業診断士。人物取材と伝わる言葉づくりが大好きです。コココリン(半田市創造連携実践センター)でも働いています。岐阜県出身、半田市在住。旅と散歩とカフェが好き。ひとかけらの言葉もちゃんと拾って、その奥にある大切なものを伝えたいと思っています。
上に戻る